【許可、ありがとうございます。では失礼。】
奴隷、闇社会、奴隷解放者。そのいずれにも、
属する事なく生きる男が一人。
彼に名は無いが、自らを「スモッグ」と呼ぶ。
そんな彼は、丘の鉄塔に登ったその上で、
静かに座り、街の夜景を眺めていた。
歪んだ規則と不義だけが在る、暗い街。
彼はそれを眺め、静かにため息をついた───。
>>誰か
【宜しくお願い致します(´>∀<`)ゝ】
>>70 スモッグ様
【絡ませていただきます!これからお相手宜しくお願いします!
全く別の場所に行ってしまいますがお許しを……】
う、うわぁぁ!!?だ、誰か助けてー!!
来るなっ!テレポーテーション!ファイヤー!ファイヤー!
( 丘の近くにあった自然が多めではあるが森と言うまでは無い場所から鉄塔の真下にお小声で助けを求めながら走ってくる。どうやら魔法の練習をしていたが明らかに自分よりも強い獣に見つかり食べられようとしたらしく、元の姿とはいえ突然の出来事に魔法が追いつかなかった様子。 )