>>180
ちんちくりっ!
(歯ぎしりをしながら、握り拳に力を入れる。
どこまでこの外来人は失礼な奴なんだろうか。
しかし、自分の姿が子供っぽい事は事実である。)
吾輩だって、好きでこの姿な訳では…
(しゃがみ込んだと思えば、半泣きで訴える。)
そんな事を言ったら、曳矢神だって小柄にゃ
(曳矢神…曳矢諏訪子を例にしてみる。位に差があるものの、顔見知りではあるのだ。)
え? もしかして地雷だったか? ……なんだか悪い事したな……。
(ちんちくりん、と言ったが意図的に言ったのではなくほぼ思った事を口にしていたようで、まさかしゃがみ込んで半泣きになって訴えてくるとは思わずたじろいでしまった。)
洩矢って……あの守矢神社のだろ? 土着神の。
(しかして、口調とは裏腹にその筋に精通していたのか洩矢諏訪子の事を思い起こし、アレもちんちくりんな神様だがミシャクジの存在がある事から迂闊に言えないなあと心の中で語った……。)