>>121
「…ピカ?ちょ、どうする気⁉」
ピカの不機嫌さを見て、驚き、しようとしてることが分からず焦る。
まさか…と気づく。
〈ピカッ〉
(ほんの、瞬きにも満たない短い時間
たったのそれだけで、硬く 重く 大きな石板はこの世から消失した)
『・・・・・マニは ちがう 』
『やみ 光 それだけで ともだちに なってくれない あんな 光 やみ じゃない』
(握り締めた手を開いて、振り向いたピカが言う)
『 マニ ピカと いっしょに・・・いや ともだちに なってくれる?』
(それでも、帰ってくる答えが怖くて…ぎこちなく 脆さを感じる声)