>>135
(ひょこ)
『 こっち やみの せかい ピカと おんなじの やみが いるばしょ 』
(平気な様子で空気を吸い込む扉から顔を出して、ピカがそう言う
ピカと同じ…)
『 ピカ さきに いってる たぶん マニ だいじょうぶ 』
(そう言い残して、扉を大きく開いて…
マングローブのような気がひっくり返って宙に浮いている
奇妙な空間に飛び込んでいった)
「…闇の世界?…って、置いてかれた…!
んー、行ってみないとわからないし、行ってみるか」
先に行ってしまったピカを追いかけ、扉に入る。
目を開け、大丈夫そう…と安心して。