>>150
《キ''ィ''ッ'' キ''ィ''ッ''》
(落下の途中、岩山から突き出して生えている木を翼竜が運良く見つけ
そこに長い尾を引っ掛けて落下を止め、岩山に残った腕の爪を突き立てて
安全な体勢を作る…勿論、喋る事もできずにもがくピカを咥えたまま)
「はっはっはっ…も、ピカどこ?」
氷の板を作っては降り作っては降りを繰り返し、
結構降りたと思っているのだが、ピカの姿は見えない。
「…………ん?あれかな…⁉」
それらしき翼竜を見つけ、ピカを見つける。
しかし下手すればピカだけ落とされかねないと考え、しばらく様子見でもしようかと思い。