>>168
「うぅん…気にしないでいい」
(畳のある部屋まで来ると、机の隣の座布団の上にピカを寝かせて、
自分は部屋の中心辺りに座る)
「遠慮なく座ってもらっていい… 分かってると思うけど ピカの隣はダメ」
「はい…」
そう言ってピカの反対側に座り、イルをじっと見つめる。
そして改めてピカを見る。すると疑問を率直にぶつける。
「イルはピカが好きなの?」
濁すこともなく言って。友達としてか、そういうこととしてか。
どちらの意味で聞いているのかはわからないが、おそらくピカをどう思っているのか、と聞きたかったのだろう。