>>33
「人里近くに出没してる事から繁殖期の凶暴な個体の可能性ありであります」
(装備の重さに邪魔される様子もなく木の上に飛び乗り)
「私はジメッてる所で探しますから、副隊長殿は適当に
悲鳴でも上げといてほしいであります、丁度食い方も丸呑みでありますからな」
(「まぁ、副隊長殿なら大丈夫と思うであります」と、軽く言って
竜狩り特有の軽々とした動きで木々を渡って行く…
飛竜は堂々とひらけた場所でとぐろを巻くようにして眠っている)
「へぇ、じゃあさっさと片付けなきゃねぇ」
呑気そうに言う。
よくあんな重装備で軽々と行けるなぁ、なんて考えて。
「え、僕そんな感じなの?」
まぁいいか、と言い。
そこまで気にしてないようで。
「ん、仮にも副隊長だからねぇ。ヘイネも気をつけて〜」
軽いものの、信用されていることを嬉しく思い。
相手に軽く手を振ると反対方向を向き素早く進む。
「さてと〜?大蛇はどこかなぁ」
そう呟き、布の下で不敵に笑った。