>>41
止まった動きに、追い付けない筈がなかった
小山は止まったものにすぐさま、ゆったりとは言えど巨体の歩みで…
通り過ぎた、止まった者の隣を、全く気づかずに
(小山の口から、恐怖を煽るような赤い舌は出ていなかった
暗闇の中、ただ動くもののみを捉える双眼は
止まった者の前を飛んでいた、小さな蜥蜴を追っている…)
まだ、止まらない…しかし、速度が落ちた様に感じる…
(「温度」を感じる派手な舌、小山は警戒からそれを使わなかった
そして、人間と同じ速度で、前を進んでいた蜥蜴に視線は移っていた)
>>42 ヘイネさん
(…動くものを追っている…)
やっと相手の姿を目視し、
自分をスルーして蜥蜴を追う姿を見てそう考える。
未だに動かず。ここで下手に動けばこちらが殺.されかねない。
さてどうするか、と考え。
(ここで不意を狙うのでもいいけど、なるべく危害は与えたくないしなぁ…)
色々考えるとウィザードリイを使うと言う結果に至り。
(ほんとは使いたくないんだけどなぁ…)
と思いつつ口元の布をそっとずらす。