>>45 副隊長殿
(長槍を横に構えて、副隊長から横歩きで離れつつ、大蛇と距離を詰めて)
大蛇は明らかに致命傷を与えうるモノを持ったヘイネを両目で追う
一触即発の気配が流れる最中…
「怖いなら、無理するしかないなら下がってていいでありますよ?
デカイのコワイの、私の仕事でありますから」
(横に構える槍を両手に持ち替え、激しい動きの予備動作を混ぜて
距離を詰める横歩きの動作を早くする…)
>>46 ヘイネさん
「…っ!」
槍を構えているヘイネに、待って!と声をかける。
仕事だということも、止める必要などなかったことも分かっているが、
とっさに声が出ていた。
「…それを使わなくても、良いんじゃないかなぁ」
自分でも本心驚いている。言うつもりはなかったんだけどなぁ…と心の中で思い。
しかしやはりいくら凶暴な大蛇だとはいえ、一つの命に違いなく。
可哀想、なんて情を仕事に持ち込んではキリがないが
繁殖期である今だからこそ逃したほうがいいのでは、と考え。