>>58 ヘイネさん
「弾かれたかぁ」
へらっとしては呑気に
上記をつぶやく。
「…?」
何故穴を掘っているのか不思議そうに見つめ。
ヘイネ同様睨まれていては何もすることはできず。
そして大蛇が消えれば驚き。
「⁉…消えた…?」
>>59 副隊長殿
何処へ…
(心と口はそう叫んでいたとしても、竜狩りの頭は冷静に考え直している…
幾ら何でも大蛇には透明化の力など存在しない、仮にあったとしても
副隊長殿の奇襲に使わなかった時点で不自然だ
残る、視界から消えり為に使った物は…)
地面
(よく考えれば分かる事だった、直前まで穴を掘っていたのは
紛れもなく大蛇である、まさか一瞬にして自分を覆い隠せるほどの
穴を掘れるとは思わなかったが)
…なら…次は何をして来る…?
地面を割って現れる大顎 噛み砕かれる 人
脳内にそんな映像が流れ、竜狩りは気付く
今、大蛇を一番怒らせているのは…
「賦朱さんっっ!!!」
(瞬間、副隊長真下の地面が 巨大な顎門へ変わった
閉じられたかけたその巨大な顎、の中に鮮血が走る)
「うっ…ぎぎき''き''っ」
竜狩りの長槍は、顎門を閉じさせなかった
(閉じられたかけた瞬間、竜狩りは顎門の中に飛び込んでいた)
「無事…であって くれてありますよなっ!?」