いつもの任務命令だ。
無視するわけにもいかないのだが
やはり面倒だ。
任務は「絶対」。
着替えておいて良かった。
スマホをポケットに戻し、
玄関に向かう。
掛けてあったキャップを深くかぶり、
ガラガラぴしゃっ……。
元気よく、否早く帰りたいとばかりに
駆け出した。
音も無く……。
…あっち…か…儂は知らんな
(少し、頭に留めようと思えばその矢先…)
>>142
………(何奴)
(無音の気配、それは忍びに匹敵するものと瞬時に理解すると
手元に鈍の刀を寄せ、小鞠を少し自分の後ろに来させようとした)
………