>>ALL
村の入り口、今日も今日とて騒がしい門の近く…
そんな穏やかな昼を背景に、薬屋の主人はあやかし達を眺めていた、
縁側に腰を下ろして茶の味を楽しむ、そんな時間に子供のような様子ではしゃぐあやかし達は
主人にとって悪いものでは無いのだろう
芦名蝶舞46歳、濃い茶の味が分かってきた夏の午後1時の話である
>>53 雷羅
…お前か、いらっしゃい。丁度今新しい茶筅が入ったんだ、ゆっくりしていけ
( 声のする方に首をゆっくりと向ければ目を細め。そこら辺に座って待ってろ、と言わんばかりに奥の部屋へと入っていき )
>>54 蝶舞
邪魔するぞ。火傷に効く薬が欲しい…今置いてるか?
( ゆらりと店内に入れば外の様子を眺める相手が目に映り。「…茶の良さが広まってるのはいい事だな」と呟き )
>>55 手鞠
あぁ、いらっしゃい。今茶と菓子を出すから座って待ってろ。菓子は…甘い方がいいか?
( 奥の部屋へと歩いていけば、少し立ち止まり半身振り返っては菓子の味を問いかけ。 )