【絡み失礼します!】
>>42 茜さん
路地裏にて、リトは友達の猫達に煮干しを与えていた。しかし煮干しが一つ二つになる頃、ふと街の方を見ると、何故かとある男性に注目がいった。勿論リトは男性の事を知らないし、男性もリトの事を知らないだろう。だから不思議なのだ。人間には詐欺以外興味が無い自分が何故あの男性を見ていたのだろうか?「…?何だろうあの人…何となく私と一緒な気がする…」当然、リトと男性は似ても似つかない。なのに同じ香りがしてたまらないのだ。私が詐欺師じゃ無かったら、気にかける事も無かっただろう。リトはふらふら立ち上がり、気がついたら声をかけていた。「……すみません貴方は詐欺師ですか?」自分でも何を言ってるんだと思った。あぁ、次の瞬間きっと殴られる。多分、私はその後気絶して、病院に運ばれ、詐欺師のリト・クローネだとバレて刑務所に行く、出所しても世間の笑い者になるだろう。その覚悟を決め、リトは目を閉じ歯を食い縛った。
【 絡みありがとうございます…! 】
……エ、? ン、まぁ、そう、だけど
( 唐突に話しかけられた、その内容を理解するのに数秒。言葉を濁さずはっきりと答えられるまで数秒。きょとんとした顔のまま開いた口が塞がらず、落ちそうになった飴を慌てて手で持ちなおして。なぜそんなことを知っているのか、もしかして同業?、会ったことあったりして。覚えてないけど。色々な考えや言葉が頭に浮かんでは消えていって、ようやく言葉が出てくるのにまた数秒。 )
……えーっと、アンタは?
>>63 ⇒ リト サン