( 喫茶店のドアを開ける。ふわっと香るコーヒー豆やミルクやバターの匂いと、涼やかになるドアチャイム、給仕が皿を重ねているかちゃかちゃという音、隣には先程出会った女性。不思議なこともあるもんだな。女給さんが「 お好きな席へどうぞ 」と礼をしたので、空いていた窓際の、まあるいテーブルの置いてある2人用の席を指差して微笑み )
あっち、座りましょ
>>93 : リト
喋らなかったら誰もわかンないと思いますよ … ホラ、黙ってれば美人、みたいな? __ あれ、ちょっと違うか
( じっと相手の瞳覗き込んでみては、いや、わかんないわ、とでも言いたげに首を振りつつ思案声。ぴったりの言葉を見つけたと指でぱちんと音鳴らすも、一瞬冷静によくよく考えてみればその言葉はなんか違う気がし、眉寄せて首傾げて。と、彼が女のコ、と言ったものだから、手のチラシひらひらさせて苦笑い。ふっとその笑みが消えたかと思うと、馬鹿真面目な顔であ、と声漏らし )
うーん、女のコとかいないんですよ … でも、おれもお姉サンみたいに女装すれば行けるか、
>>94 : 楢館サン
【>>96 蔓さん】
わぁ…!お店に入ると香しい紅茶や、甘いスイーツの香りがする。久しぶりに来たカフェにリトは暫し感動でぼーっとしていたら、少年が声をかけてくれた。「あっ!はい只今!」何故か定員の様になってしまったが、初対面だからそれぐらいが良いだろう。