え〜〜っとね、よく噛んで柔らかくしてから、上下の歯にガムをくっつけて、少し口を開いて下を歯の間に入れて、あとは鼻から息を吸って唇を少し尖らせてガムに息を入れるんだよ!
( 実に気難しそうに右往左往と思考を巡らせながら、どうやって膨らませればいい、と問いかけてくる彼女に対し、妙に正確で丁寧な論調で説明をし、ま、とりあえず感覚で慣れなよ、と、にっこり、と朗らかな微笑を浮かべつつ、内心は、にやにや、と胡散臭げな此れからどうなるかに期待して、わくわく、としている面立ちを存分に晒して )
>>682 : 境野ちゃ〜〜ん
えと……歯にくっつけて……
( 相手の顔をみやりなんだあの顔は、と眉間に一瞬しわを寄せかけるもギリギリのところで踏みとどまり、アドバイスとも説明とも取れるような言葉を律儀に守り、歯にガムをくっつけてから少しだけ口を開き、薄めの赤い舌にガムの白色の膜を貼り付けるように歯の間に入れてスウッと鼻から息を吸ってから息を吹き込むと、なかなか膨らまず、ようやく少し膨らんだかと思えば直ぐにパンっと軽快な音を立てて口の周りにベトりとしたガムがくっつき、さっきの顔の意味はこれだな、と思い口の周りを綺麗にしながらギロりと三白眼の瞳を恨めしげに虹香に向けながら
)
>>683 あやめん〜〜〜