>>12 イザベラ
「いや、その逆だ。我々に裏切り者が出た。
悪から数人、正義に寝返られた。
最も、そう考えると、お前の言う事は
正しくもあるのだがな.......。
そして、その裏切り者達と、それを扇動した
愚か者を始末するには、お前のその力.......、
『舞台装置』の力が必要になると私は予測した。
私に協力して貰おう、代わりとして、
始末が上手く行けば、お前の願いを
『1つだけ』叶える手伝いをしてやろう.......。」
(ゆっくりイザベラの背中に近付き、
両手の鋭く研がれた爪をイザベラの頬に這わせる。)
>>13 ハスター
「裏切り、ですか………
悪から正義に寝返るなんて、
悪役の片隅にも置けない方達ですね。
童話だったら焼けた靴で踊らされても
可笑しくはない大罪ですよ?」
(童話のネタを引っ張りつつ、瞳を閉じたまま緩やかに口を開いて)
「お任せ下さいな、話し合えば判る方も
居ると思っていましたが、
裏切られたのならば遠慮する必要ありません。
【舞台装置】で軽く、余興として奏でて差し上げましょう?」