>>57 稲入
「 …嫌味ったらしいくらいに律儀なのねぇ、そう云うの嫌いじゃないわよ? 」
( 一瞬口元を歪めてからかう様な動作をするが、
直ぐに飽きたのか元の表情にへと戻ると )
「 私の名はアレクサンドラ、苗字は何とでも呼んでくれて良いわ。それで、一応私は巷で噂の能力者とやららしいのだけど…持ったモノの重さを自在に操る《 重力遮断 》を持っているの。まぁ、役に立つには立つんじゃないかしら? 」
ぇ_... はぃ... わんこですから__....?
( ころころと 妙に変わり続ける...『お外の人』のような名前の
お客さんに お狗も少し分からない事を思い浮かべて _ !!! )
はい ! 改めてっ 送り狗の稲入さん、 この通りわんこです__
( ごそりと懐から 重たそうな包みを引き出して )
アレクさん あなたを 稲入の用心棒さんとして雇わせて下さい!
お食事保証、住む場所保証で給金は前金としてこの通りです!
( 『 20両 の金包み 』を差し出してぺこりと頭を下げた
真面目然とした言い方をしたお狗は それで も一度声を張る )
稲入のお願い、受けて頂けますでしょうか