ひゃ、あっ!…あ、えとえと、そうですね。綺麗な蝶々さんですよね……
( 森の奥の方から聞こえた、儚げではあるが確りと強靭な意思も感じさせる声を聞いて、僕もあんな風になりたいな、なんて思いながら振り返る。 そこには如何にも「お姫様」という容貌をした少女が立っていて、思わず見とれて立ち尽くしてしまい。暫くそこで立ち止まっていたけど、じろじろ見詰めていては失礼だな、と思案して彼女に対して言葉を返す。詳しいんですね、と彼女の知識を讃えて、こんな上から目線で失礼じゃないかな、と若干不安に思い )
>>30 : エラさん
…実は蝶々さんとお話ししてて……って、ひょえっ?!ごご、ごめんなさいぃ!今すぐ視界から消え失せますぅ!
( ふふ、と彼にしては珍しい穏やかな笑みを浮かべながら、踵を返して話しかけてきた人物のいる方向にへと、へにゃあ、と弛みきった顔を向ける。 しかし、眉をひそめて怪訝そうな目線を向ける彼を見て、怒らせてしまったのかと思い込み、ひょえっ、という謎の擬音を口から放ちながら心底怯えて尻餅をつく。そのまま後退り、謝罪の言葉を口にする。ごめんなさい、ごめんなさい… )
>>32 : ランさん