…はぁ
( いつも通り教会で本を読んでいれば起きた殺人事件に、背を丸め心の底からの溜息を吐けば隣にいるラァファを見て、オクタヴィアの言葉の半分も理解しているのだろうかと心配すれば。今まで読んできた数々の小説の中にもミステリーはあったが、いざ捜査だと言われても何をすればいいのかわからない。というよりも、そういうのは警察の仕事なんじゃないのか、とオクタヴィアへの懐疑心を募らせるが、不謹慎ながらに非日常的な事件に浮き足立つ心臓を押さえつけ。頭にハテナを浮かべているようなラァファに半ば無理やり持っていた本を押し付ければ、名前を呼びながらリーダーであるナナの元へと向かい )
>>79
>>80
(朝、友人とじゃれてたあの子が死ぬ、しかも殺されるなんて信じられない。ましてや、この中の誰かが殺したなんて馬鹿馬鹿しい。ありえない、ありえない… そう、ありえない状況に皆がざわついている。駄目だ、こんな時こそ俺がしっかりしないと… いつも落ち着いているナナらしくなく、なんとか纏めようと周りを見渡しながらおろおろとしていると名前を呼ばれ)
あ、リブ…