>>128 遅いわね あなたがぶつけた岩はすべて私達の残像にあたったわ
「遊びに付き合う気も、最早無さそうだな。 ならば、本格的な『勝負』といこうか。」 (そう言うと男は、今度は禁呪の詠唱を行う。 その禁呪は、『空間転送』。有名な類のもの。 一瞬にして周囲の景色は打って変わって、 廃墟と化した建物が並ぶ旧市街に居た。) 「これで互いに……気兼ねなく戦える。」