(/奇跡的に残された時間があったので初回いきます。ちょっと短い&重くないですが。)
「……はぁ。……やっぱり、里香には才能のさの字もないですね……」
(一本シャフトのソフトテニスラケットを握りながら呟く。視線の先には後輩のソフトテニス部員。)
「先輩、そろそろ生徒会の時間じゃないですか」
(その後輩が声を掛けてくる。すっかり忘れていたので速攻で体操着から制服に着替え、高等部の生徒会室に走る。校則など知らないという風だ。
その途中の階段、踊り場の窓から青空と中庭が見える。空がきれいだとなんとなく思い、次に中庭で一人草むしりをしている男子生徒が目に留まる。
偉いな、と思うだけ。それだけだった。)
(遅くなりました初回ありがとうございます。上手く絡めてるか不安ですが絡みます失礼します)
>>30 (雪口さん)
「…………」
(虫取り網に虫かご片手に分厚い本、コレに麦わら帽子でもつければ完全に夏休みの小学生と言った装いでしかしここは学校夏でもなければ休みじゃない
周りの目と声がザワザワと集まりながらしかし本人は全く気にしていない様子で生徒会室の前をゆっくりと歩を進め、
中庭が見える相手の方の開いた窓からの大きな羽音をたてながらハチが入ってきてブンと音をたてて相手の周りを威嚇するように飛び回り、その様子をジッと見つめ)