ハァ・・・・・ハァ・・・・・
(町中を息を切らしながら走っている少年が一人・・・・・
そして、喫茶店を見つけると、急いで扉に手をかけ・・・・・)
少しでいい・・・・・隠れさせてくれ・・・・・
(喫茶店に寛ぐ為に来る客にしては、かなり変な言い回しをしながら・・・・・)
〉〉ミシェルさん
…ほら、さっさと行きなさい。特別に隠れる事を許可してあげるわ。…言っとくけど、あんたのためじゃないのよ?全部私のためなんだから
( 最初こそギョッとしたような表情を浮かべたものの、隠れさせて欲しいと言われては暫し見つめて。それからぷいっと顔を逸らし片手を腰に当てれば、相手に視線を合わせることなく 仕方ないわね。とワンクッション置き。相手をグイグイと店の奥の厨房へ押しながら歩くと、隠れるように遠回しに指示をして。それから、何事も無かったかのように自分だけ店内へ戻れば 誰かに追われてるのかしらと呑気に考えつつ、店じまいする準備を始めて。)
>>15 澄