>>69 ▽ セオくん
まあ、ふふ。やっぱり一度は食べ損ねてしまうみたいね
( どうやら彼は、一度はこのサンドイッチを食べ損ねてしまったらしい。此のお店を教えてもらった時に、すぐ売り切れちゃうから早めに行った方がいいわよ、と言われたことを思い出して。私も最初食べられなかったなぁ、なんて。この時間帯、いつもの事を考えれば今食べる事が出来ているのは確かに外の演説のおかげなのだろう。こういうのを不幸中の幸いと言うのかしら?心の中で呟けば、癖なのか首をこてんと軽く傾げる。珈琲をひとくち、ゆっくりと体に流し込んでは一息吐いてまた楽しそうに笑みを零して。全く人が居ないのは少し寂しいけれど、こうしてゆっくりできるのだから偶には良いのかも。ほんの少し身を乗り出して、楽しそうに問い掛けて )
此処へはよくいらっしゃるの?街はひと通り見てまわったのかしら?