「ッハハハ……そう言えば、そうでしたな。
女王は何よりも退屈をお嫌いになる……。」
(依然として玉座の上で暴れる女王に対し、
特に慌てる様子もなく、笑いながら切り返す。)
「では我々でも出来るような何かが良いでしょう。
そうですね…ボードゲームや運試し、占い……。」
(男は女王の為に出来そうな事を色々と考え、
どれが女王の退屈を凌げそうかと思慮を巡らす。)
「──或いは…闘う、という手もありましょう。」
(そう言うと徐に立ち上がり、背中から剣を取って
自分の目の前に[ズドッ]と真っ直ぐ突き立てる。)
「とは言え、必要なのは女王様のご意向一つ。
身の丈にそぐわぬ玩具は退屈を凌げませんから。」
(自らはあくまで案を提示するのみ、決定は
話題の中心である女王に任せようと、返答を待つ。)
>>89 ハートの女王エルザ
「うむ……確かに、まずは名乗るのが礼儀か。
我はロサンドリル・ヴェリカン、ハートの女王より
[偉大なるグリフォン]の名を賜りし者だ。
今はこの一帯にてひとつの噂を聞き付けて、
街の暮らしの様子を見に来訪した次第だ。」
(相手の返答にそう言えばと納得し、自らの事を
ざっくりと説明して、軽いお辞儀をひとつ挟む。)
「噂というのは、流れ者が居るという事だ。
住まいを持たず場所という場所を渡り歩いては
各国に情報を撒いていく者が居る、という話だ。」
(続けて、自らがこの場所へ来た理由も説明する。)
「どの国にとっても、芳しく思われぬ存在……。
──そう、丁度お前の事を指しているとな!」
(そう言うと、騎士は大きく一歩踏み込んだ。
相手の言動、風貌、その様相からして、
その噂の人物は、今まさに目の前にいる男。
そう見て間違いないと、騎士は確信していた。)
>>99 誘惑のチェシャ猫ルア
>>92
【了解しました。頑張ります(`・ω・´)】
>>101 偉大なるグリフォン
エルザ
「戦闘……それも悪く無いわね!
それなら……近衛兵三人!此処に来て頂戴!」
エルザはボードゲームや占いも暇を潰すために何度もやって来ていたため、退屈感が消えないままもっと面白い事はないかと言おうとした矢先、最後の提案……『戦い』を聞くと、近衛兵を三人呼び寄せ、自分は直接戦闘に参加するのではなく、観戦をしようと考える。