>>85Wolf・Lawine(SnowWhite/白雪の軍神)
お前はヴォルフ…!?―――…え?……。…ま、さか。あの…時の…、…っ(艶やかな烏の濡れ羽色、そして目の色が分かりづらい特徴的なカラーグラス。冷たい印象を与える男は、 かつて所属していたSnowWhiteのトップに君臨するヴォルフ。先ほどの戦闘で、目の前の相手と戦う事を『愉しい』と感じてしまったのが良くなかったのかもしれない。軍事隊長なのにも関わらず、夢中になって近づくのに後れを取ったなんてなんて失態を犯したのだろう。当然警戒態勢に入るのだが、続く言葉の意味が分からず、瞳を瞬かせる。『久しぶり』…?確かに昔に居た国ではあるが、この男と会ったことがあっただろうか、と彼の顔を覗き込む。カラーグラスの奥に潜む瞳をじっと見ると、不思議な気持ちになった。いったい彼の瞳は何色なのか。見つめると分からなくなる。そしてこの感覚はいつか―――…、…と思案して、脳裏に、先代支配者の横に座る、子供らしくない子供を思い出す。どくんと心臓が鳴った。なんて事だ。あの日、あの子供を見て、理由の分からない畏怖を感じた気持ちが蘇る。一体なにを考えているのか全く分からない穏やかな笑みが、恐ろしい男だと感じた。だが自分はいま、軍事隊長であり、最早故郷は敵国になってしまったのだ。声が震えてしまいそうだったが、動揺を悟られないよう、努めて冷静に相手に向き直った。)
…そうか。随分大きくなったな。当然か。悪いけど、もうSnowWhiteは敵国…なんだ。そのトップに君臨する相手に、『優しく』は出来ないよな。
(PL/ヴォルフさんが覚えててくれてるなんて…!!!カリスマ性のようなものが子供のころからあったのかなと勝手に思ってるので、ラパンも印象に残ってた子供という事でちょっとビビらせてみましたwこれからよろしくお願いします!!^^)