隅影《2分半経過、か・・・・・厄介だな・・・・・》
(能力を最大限使用できるタイムリミットは刻一刻と迫ってきている・・・・・
臆病な鴉共だと見下していたが、どうやらただの臆病者でもなさそうだ・・・・・
このままではこちらが不利になる・・・・・)
ザシュッ!
ズッ・・・・・!
桜空「くそがぁっ・・・・・!!!!!」
(悪魔の水圧レーザーが、桜空の右腕を貫通する・・・・・
心臓などの急所ではないものの、激痛は動きを鈍らせる・・・・・
一旦、避難した方がいいかと判断し、屋上へと移動する・・・・・
そこにもう一人、高みの見物をしている親鳥がいると知らずに・・・・・)
ドサッ・・・・・
桜空「はぁっ・・・・・!はぁっ・・・・・!」
(屋上に移動するなり、膝から崩れ、片腕を抑える・・・・・
そして、視線を感じる方向へと振り向くと、そこにいる白髪、そして冷たい眼をした黒服の少女と目が合う・・・・・
直感が警鐘を鳴らす、コイツは敵だと・・・・・)
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