悠矢「まぁまぁ、そう言わないでよ〜♪・・・・・ちょっとした収穫もあったしさ・・・・・」
スッ・・・・・
(悠矢は、スーツのポケットから何かを取り出す・・・・・
それはかなり小さな小瓶であり、中には赤い液体が入っている・・・・・
「これ、あの小物(桜空)の血液だけど、これでも同じことが言える・・・・・?」)
>>157
氷華
「……それをどうするつもり?」
氷華は氷の足場に乗って2m程上昇したところで少しだけ振り返り彼の手にした血の入った小瓶を見て、それをどうするつもりなのか、何を考えているのかと問いかける。
相手の能力で血液の流れを操作する事は出来る事は知っているが、血液を介して他者の位置を特定すると言った事への応用は出来ないであろう事から、せいぜいDNA鑑定にかけて過去の生まれや育ちを特定する事しか出来ない事から、現在ではさほどの役には立たないと思っている。
だが、やけに自信に満ちた様子をしている事から何か別の事に使えるのかと、彼の本心に探りを入れようとする。