>>156
氷華
「……はぁ、随分と陽気ね?」
氷華
「悪に逃げられたと言うことは犠牲になる者が増えると言うこと……それに、貴方は途中から隠れていたでしょう?報酬をねだるのではなく、成果を残せるように修練し、結果を出してからもう一度言いなさい。」
氷華は水鴉と緋染の二人の様子も見ており、水鴉に水圧レーザーを撃たれた後はずっと逃げ続け、隠れていた彼の様子もしっかりと見ており、その上で報酬をねだる彼の様子に呆れ、月明かりにすらも背を向け、彼の言動を咎めるように言う。
足元にある氷塊の一部を浮遊する足場として動かし始め、そのまま八咫烏の拠点へ帰還しようとし始める。彼の緊張感の無い言動が氷華には不信を抱かせてしまっている。
悠矢「まぁまぁ、そう言わないでよ〜♪・・・・・ちょっとした収穫もあったしさ・・・・・」
スッ・・・・・
(悠矢は、スーツのポケットから何かを取り出す・・・・・
それはかなり小さな小瓶であり、中には赤い液体が入っている・・・・・
「これ、あの小物(桜空)の血液だけど、これでも同じことが言える・・・・・?」)
>>157