悠矢「氷華ちゃんにしては察しが悪いなぁ・・・・・?身元っていうのはさ、詳しい人間が調べれば、色々とわかるもんなんだよ・・・・・それこそ、俺達が思っている以上のことが、さ・・・・・」
(そう言うと「必要ないんだったら、これはこのまま処分しちゃうけど?」と、今この場でどうするのかを決めてもらうつもりで氷華の方を見つめる・・・・・
この小瓶の中には、ファーストという謎多き組織の頭領の情報が多く詰まっている・・・・・
「どうする?氷華ちゃん・・・・・♪」)
>>159
氷華
「貴方こそ察しが悪いわね?今更私が私情に駆られるほど腑抜けていると思っていたの?私は私の信じる正義のために多くのモノを捧げてきたし、立ちはだかるものは全て潰し来た。」
氷華は再び視線を暗闇へ戻すと、そのまま足場としている氷塊を浮遊させ、緋染から離れて行く……人間の頃の情はとうに捨てた、自分はあくまでも八咫烏の"金鵄"であり、正義の執行者。過去に対する執着やしがらみなど存在しないと断言する。
氷華
「……例えそれが肉親であろうと変わりはない。
下らないことに力を使う暇があるのなら、一人でも多くのファーストの者を潰して成果を残すこと。それが出来なければ……貴方の居場所は八咫烏から無くなるでしょうね。」
氷華は去り際に、これ以上遊ぶだけで成果を残さないと言うのならば、八咫烏内において彼の居場所は無くなると警告する。そして……影の組織から脱退すると言うことは"死"を意味している。
氷華はその持ち前の戦闘センスと異能によって経験や知識の差を埋め、僅か2年で金鵄にまで登り詰めた事からもわかるように、良くも悪くも実力至上主義者であり、成果を出せず、まともに戦う覚悟も気概も無い者を生かしておくつもりは最初から無い……