悠矢「オッケー、んじゃ、お言葉に甘えてしばらく休憩といきますか・・・・・」
(そう言って、氷華が去ったのを見届けると「にしても、正義正義のお堅い氷華ちゃんが、ただただ休憩・・・・・というか、嫉妬してられるとも思えないよなぁ・・・・・ゴキ鴉なにか知ってる?」と、常日頃休息の時に何をしているのかがよくわからない氷華のプライベートに関して蟲鴉に聞こうとするが、わざとなのか、それとも本当にただ口が滑ったのか、蟲鴉のことをゴキブリの最初の二文字と合わせてゴキ鴉と呼ぶ・・・・・)
>>173
蟲鴉
「休憩……休憩……」
大きく項垂れ、左右の目を不規則にギョロギョロと動かしながらブツブツと独り言を何度も呟いており、ただならぬ雰囲気を纏っている……彼は氷華が尋問の果てに殺害した者達の死体の始末も行っているのだが、氷華以外の者との会話はまともに交わされているところを見たことがない。
根からの狂人である蟲鴉を従えることが出来ているのも、一重に氷華が圧倒的な実力を持っているからであるからだろうか。