夕渚「・・・・・えっと・・・・・私、あまり頭よくないからさ、氷華の言ってることは多分把握しきれていないと思う・・・・・ただ、氷華は氷華だよ?私の大事な友達・・・・・」
(そう言うと「ってか、氷華体冷たいよ?最近冷え込んできているから、風邪ひかないようにしないと!」と、氷華の体の冷たさ=能力が関係しているから、という結論ではなく、外の風が冷たいからだという結論に結びつける、自分でも言っているとおり、やはり頭はよわよわだ・・・・・
だが、氷華は氷華であり、それ以外の何者でもなく、大切な友達であると答える・・・・・)
>>209
氷華
「ありがとう……そう言ってくれると……私はまだ私なんだって安心できる……」
氷華は微笑んだまま、夕渚の自分は自分だと言ってくれる言葉を聞くと、彼女に感謝の言葉を口にする。彼女はあまり賢い方ではなく、あまり深い部分まで推測しての言葉では無いと思われるものの、それでも氷華は彼女の言葉を聞いて安心する……
氷華
「あはは、私は大丈夫。少し夜風に当たりすぎただけ。
それじゃあ……私は帰るけど……ちゃんと勉強もしないと駄目よ?知識は力になる。今は役に立たなくとも、何時かは役に立つから……」
数多の戦闘の中で鍛え上げられた聴力が見回りの看護師の後音が廊下から聞こえて来るのを捉えると、これ以上長居していると看護師に見付かってしまうと思い、病室の窓を開け、外に出ようとする。
此処は地上5階の場所であるため、普通に考えるととても出入り出来るような場所でもないのだが、氷華は氷の足場を作ることで高度を無視して移動することが出来る。