悠矢「冷たいなぁ〜二人とも・・・・・まぁ、今に始まったことじゃないか・・・・・」
(そう言うと、二人の後を追いかけて追いつくと「まぁまぁ聞いてよ二人共、この前の奴ら、特に取引相手の方、って言っても剱鴉は知らないんだっけ?情報がどうのこうのっつってたチップがあったじゃん?」と、隅影と桜空が取引をしていたチップについての話を持ち出す・・・・・
「氷華ちゃんにあの戦いの後言ってなかったんだけどさぁ〜・・・・・あのチップ、実はこっそりすり替えておいたんだよねぇ〜♪これ、実物ね!」と、この前の戦いにおいて氷華にすら伝えていなかったとんでもない収穫物をスーツの内ポケットから取り出す・・・・・)
>>220
【現在】
氷華
「……そう、それが価値のあるものかどうかは後程此方で解析させてもらう。褒美はその内容次第。」
氷華は振り返り、彼の持つチップを見て、その中にある情報がどのようなものなのかによって彼の行動に褒美を与えるかどうかを決めると応える。
振り返った氷華の瞳はゾッとするほど冷たく、商店街での民間人を平気で巻き込み、仲間を仲間ともおもない悪人への憎悪や、民間人が悪人を庇った事への困惑と言った感情が氷華の人格を更に削った結果、より冷酷になってしまっている……