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氷華
「………………。」
氷華は何も語らずに塔屋に入り、ビル内部へ入って行くと、剱鴉もまた氷華を護衛するようにその後ろに付いて歩いて行く。剱鴉は緋染が格下としか戦った事がないと知ると、少し呆れた様子になるものの、それ以上は言葉にせずにいる事から、相手にもしなくなり始めている。
悠矢「冷たいなぁ〜二人とも・・・・・まぁ、今に始まったことじゃないか・・・・・」
(そう言うと、二人の後を追いかけて追いつくと「まぁまぁ聞いてよ二人共、この前の奴ら、特に取引相手の方、って言っても剱鴉は知らないんだっけ?情報がどうのこうのっつってたチップがあったじゃん?」と、隅影と桜空が取引をしていたチップについての話を持ち出す・・・・・
「氷華ちゃんにあの戦いの後言ってなかったんだけどさぁ〜・・・・・あのチップ、実はこっそりすり替えておいたんだよねぇ〜♪これ、実物ね!」と、この前の戦いにおいて氷華にすら伝えていなかったとんでもない収穫物をスーツの内ポケットから取り出す・・・・・)
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