桜空「空地!空地!」
(桜空ははしゃぐあまり、空地を連呼しながらジャンプして喜ぶ・・・・・
靴下も履かずに、氷華の手に引かれるがままにサンダルで外へと飛び出し、空地へと向かう・・・・・
何気ないこういう日常、かくれんぼや鬼ごっこなどで遊ぶのが、氷華同様に桜空も大好きだった・・・・・)
>>225
【過去編】
空地に到着したところ、空地では小学校高学年の男子生徒五人が一人の生徒を一方的に殴ったり蹴ったりを行っており、明らかなイジメが行われており、暴行している生徒達は全員が楽しそうに笑っている。
氷華
「こら!!大きい奴がよってたかって一人を虐めるな!!」
氷華は昔から正義感が強く、まだ小学校に入ったばかりでありながら、まるで臆すること無く、イジメを行っている生徒達を止めに向かう。だが相手は氷華よりも遥かに大柄な上に五人もいる事から
そんな中で、聞く耳さえ持たずにいきなり氷華を殴ろうとした生徒の拳を氷華は見切り、体を横に逸らして殴打を避け、そのまま相手の金的に蹴りを入れて一撃で一人をダウンさせ、そこから小柄で華奢な氷華一人だけで四人に囲まれた状況であるにも関わらず、その全員を素手の喧嘩で圧倒していく。
氷華は自分の生まれ持った高い身体能力と動体視力を決して自分のためには使わず、困っている人やイジメられている人を助け、守るためにのみ振るっていた……
【了解です!】