>>229
氷華
「私は皆を助けたい!誰も苦しまずに済むようにしたい!そのために私はもっともっと強くなるんだ!家族も桜空も、みんなを守れるヒーローになる!」
まさか年下の女子、それもたった一人に対して五人がまともに反撃も出来ずにボコボコにされるとは思わなかったようで、困惑しながらも散り散りになって逃げて行き、助けられた生徒も氷華の驚きながらも感謝して去って行く。
そして、正義は必ず勝つと言って自分を褒めてくれる桜空に向けて自分は皆を助けたい、誰も苦しまないようにしたい、だから自分は今よりももっと強くなると自信満々に胸を張って言う。
女の子とは思えない程活発で元気、だが曲がった事や理不尽な事は決して見逃さず、どんな相手にも恐れずに挑みかかる勇猛果敢な少女、それが幼い頃の氷華だった。
桜空「僕も!僕もヒーローやりたい!」
(憧れの姉に続くように、桜空は自分もヒーローになりたいではなく、ヒーローをやりたいと言う・・・・・
まだ「なる」と「やる」の違いもあまりわからないくらいだが、ヒーローというものがどんな感じなのかだけは大体わかることから、なんとかして自分も姉と同じようになろうと必死になっている)
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