桜空「・・・・・正義のヒーロー、か・・・・・悪という立場でありながら、この世界でしか生きていけない立場でありながら、悪になりつつある正義を止めようとしている俺達は、なんなんだろうな・・・・・」
(桜空は、月を見つめながら、自分把握なのか、それとも姉の目指していたヒーロー像とは違うものの、これもまたひとつの正義として成立するのか、正義と悪の定義とはなんなのかが、桜空を悩ませる・・・・・
もしまだ姉がどこかで生きているならば、自分を叱ってもらいたい・・・・・
どうすればいいかわからないが、叱ってもらいたいという感情だけが湧き上がってくる・・・・・
桜空は、不審者にリンチされた時に意識を失ってしまった為、当時の記憶がリンチされた時からその後については存在せずに、姉の安否すらもわからない状況だった・・・・・)
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