>>327
薫
「ね、知ってる?虎って本当は狩りが下手で10%ぐらいの確率でしか成功しないらしいよ。」
食事をするために薫も食堂に訪れた中、広い食堂の隅で昨日の桜空が一人でいるのを見た薫が配膳場所から食事の入ったトレイを二人分持って桜空の向かい側の席にまで移動すると、優しく微笑みながら、何故かいきなり動物の豆知識について話す。
周囲からの桜空への冷たい視線をものともしない強い精神力があるのか、単に周りの視線に気付いていないだけなのかは不明。
桜空「え・・・・・?」
(突然過ぎる相手の動物の豆知識に、桜空はきょとんとして困惑する・・・・・
そして「か・・・・・かりって・・・・・なに・・・・・?」と、気になったのかおどおどしながらも聞いてみる・・・・・
桜空は虎は知っているが狩りとは何なのかは知らなかったようだ)
>>328