>>first ALL
【first 厚木市の隠れ家】
狼谷
「……全員揃ったか?」
狼谷は先日に茅ヶ崎の湾岸にて、firstのリーダーである桜空が隅影の代わりに霞鴉との戦闘に敗北して同じ厚木市内にある八咫烏の拠点に連れていかれた事を見ていた狼谷は即座にfirstの構成員達の前に現れて近隣の県や街で活動していたfirstのメンバーに緊急招集をかけた。
集結地点であるボロボロの廃ビルを装ったアジトの五階では狼谷の招集に応じて駆け付けたfirstの戦闘員達が百人集まっている。
この人数で八咫烏の十二鴉の一人である狼谷が八咫烏のアジトへ誘導することで桜空を救出する事を目的としている。
氷華
「………貴方、名前は何と言うの?」
氷華は桜空から泣いていると言われて始めて、自分が涙を涙を流している事に気付き、コートの袖で自身の涙を拭い、自分の中にある感情や、躊躇いの理由について確信を得るため、桜空に名は問いかける。
【また後ほどプロフィール投稿します!キャラ追加します!】
紀「本当に世話のかかる人ですねぇ・・・・・」
(そう言うと「いっそのこと、このまま諦めて新しく誰かを長にした方がいいのでは?」と、とんでもないことを言う・・・・・
正直、基本的に義賊の多いファーストの中では、思想が本格的に悪人に近いのかもしれない・・・・・
言葉からは、仲間意識の低さが感じられる・・・・・)
桜空「名前だけ、おしえてやるよ・・・・・それ以外は黙秘する・・・・・」
(桜空はそう言うと
「桜の空と書いて、桜空だ・・・・・」
ただ一言、そう告げた・・・・・)
>>418
「ほいほい、武闘派構成員中川隆次、ここに居ますよ〜と」
狼谷の召集に応じた内の一人、隆次が間の抜けた声で答える。
「事情はこっちでも粗方把握してるぜ、なんでもうちの大将が拐われたんだってな?」
両手を頭の後ろで組み、だらけた姿勢を崩さない。
「で、どうすんだ? 早速全員で救出に向かうか?」
その上で話の主軸は間違えないのがこの男だ。弛んだ佇まいながらも、その目だけは狩人の如く静かにギラついている。
「それとも、何か綿密な作戦でもあるのかい、狼谷の旦那?」
自分よりも高身長、筋肉質な男に対しても全く怖じ気づくことなく質問を投げ掛ける。
【それでは参加させて頂きます! よろしくお願いいたします】