桜空(幼少期)「・・・・・」
(先生はまだ寝ているということに気づくと、先生、ずっと傍にいてくれたんだ、と安心する・・・・・
が、その安心と同時にじわじわとあの恐ろしい記憶が蘇る・・・・・
突然現れたと思ったら、いきなり暴力を振るってきたあの男の記憶が・・・・・)
紀「馬鹿を言わないでいただきたい、貴重な時間を割いてまでここまで来ておいて、何もせずに帰るのは私も不本意ですからね、リーダーの救出などという下らないことは正直どうでもいいですが、敵側の5人や6人は抹殺しないと、私のプライドが許しません」
(正直、桜空の救出はどうでもいいとして、貴重な時間を割いてまでここまで来ておきながら何もせずに帰るというのは、自身のプライドが絶対に許さず、敵側を数人抹殺しなければ気が済まないと告げる・・・・・
ファーストの中でもかなり本格的に悪人よりの悪人である)
>>433
>>436(回想)
薫
「………はッ!
え、あ、よかった……起きたんだね……?」
眠っていたものの、ガクンと頭が下がった事で目を覚まし、寝ぼけ眼ながら桜空も目覚めていたのを見て、心から安堵したのか、嬉しそうに微笑みながら言う。
>>436(紀)
狼谷
「ふん、素直じゃないんだな……
まあ、本当に心配じゃないのなら招集に応じはしないからな……」
狼谷の目には紀は強がっているように見える。
本当に桜空の事が気掛かりで無いのならばそもそもこの招集に応じず、各々の望むことをやっている……にも関わらず、わざわざ自分の時間を削ってまでこの場に駆け付け、救出作戦に参加し、今此所で参加しなくてもいいと言っても尚、食い下がること無くない作戦に参加したいと言う事から熱意を感じている。
彼女の言葉から恩を売るために参加した訳でもない、恩を売るためならそもそも先程のような言葉も口にせず、静かに野心を秘めていただろう。悪人と言うよりも、俗に言うツンデレ気質が感じられる。
狼谷
「作戦の大筋についてはさっき言った通りだ。
把握したのなら解散してもいいぞ。」
既に部屋からは戦闘員達が退室し始めており、先程、作戦の大筋については話したため、それがわかったのなら解散しても構わないと言い、狼谷自身も風を身に纏い始め、明日の作戦開始のための下準備を行うためにこの場から立ち去ろうとしている。