桜空「・・・っ・・・!!!ぐあああああぁあああああああああぁぁぁぁぁっ!!!!!」
(桜空は、右肩に走る激痛に獣の雄叫びのような悲鳴を上げる・・・・・
今まで生きてきた中で経験する痛みの中でも、一、二を争うほどの言葉では表し難い地獄にも等しい苦痛・・・・・
叫び声が上げられるだけまだマシなのかもしれない・・・・・)
>>473
紀「あのリーダーの肩書きだけの人間にお宝と言えるほどの価値があるかどうかはわかりませんがねぇ・・・・・」
(中川の言葉に対して、桜空にお宝と比喩表現でも言えるほどの価値があるとは思えないとは言うものの、今の紀は明確なことを伝えられずにここまで呼ばれたことに対する怒りからか、八咫烏を徹底的に追い詰める意気込みはあるらしく、早く暴れ倒したいという感情が伝わってくる気迫である・・・・・)
>>474
毒鴉
「ククク……俺の毒は筋肉と骨を破壊しながらジワジワと周囲へ広がる。
早くも右腕を切り離さなけりゃ、あっと言う間に全身が壊死して終わりだ。有益な情報を吐け、そうすれば一思いに首を跳ねてやるぞ?」
毒鴉は毒によって壊死する苦痛から相手に情報を吐かせると言うように死を前提としたものとなっており、次に毒鴉からの攻撃を受けてしまえば救出部隊が訪れる頃には全身が壊死して、自分の力では立ち上がることすら出来なくなってしまうだろう……
毒鴉は悶絶する桜空を見て、彼の頭を踏みつけるようにして脚を出し、彼の頭を踏みにじろうとする……それはかつて神宮にされたものと同じように……