>>532
素鴉
「…………どうした?それが全力か?」
素鴉は敢えて桜空の拳を腹部に受けるが、まるで鋼のように鍛え抜かれた素鴉の腹筋により、その威力は大きく軽減され、まともなダメージになっておらず、素鴉は右フックを桜空の顔に向けて打ち込もうと拳を横凪に振るう……
完全武装した鴉達は素鴉が倒されるとは思っていないからか、
桜空「がっ・・・・・!!」
(桜空は両手で腹部を押さえながら床に膝をつく・・・・・
正直、子供の自分に敵う相手ではない、最初からわかっていた・・・・・
だが戦わなければ死ぬ、先生が言っていた、どんなに辛くても生きていればいいことがある、生きなければならない、その意志が、桜空を突き動かしている・・・・・)
>>533