桜空「・・・・・前もって、これをお前達に渡しておこう」
スッ・・・・・
(今回ばかりは相手が悪すぎることから猛反対されるかと思っていたものの、腕を組み、真剣な表情でただ話を聞いている紀を除き、二人共賛同してくれたこのタイミングで、桜空はズボンのポケットから、何かを取り出す・・・・・
それは茶封筒であり、茶封筒には『遺書』と書いてあった・・・・・)
>>741、742
朱音
「おお!何か金一封か何か入っているのか?
………って、んんんん!!?」
二人の意見に賛同し、その開始を待っている最中、桜空が茶封筒を差し出して来たため、それを意気揚々と受け取る。
餞別か作戦の指示書を渡してくるのかと思いきや、封筒に書かれた"遺書"の二文字が目に飛び込んで来ると、あまり物事を深く考えない朱音であったものの、流石にこれには驚く。
朱音
「おいおいおいおい、こんな縁起の悪いものを渡されても士気が下がるだけなんだけど?死ぬ気満々じゃないか。」