紀「くっ・・・!この程度で負けるわけには・・・・・っ・・・・・」
ぐぐぐっ・・・・・!
(左右からの攻撃を能力でギリギリ当たる寸前で磁石が反発するようにぐらつきながらも停止させることに成功する・・・・・
が、紀の体への負担が、じわじわと大きくなり始める・・・・・
だが、今の光で何故霧の中でも自分の位置がわかるのか、やっと理解出来た・・・・・
となれば、これを利用するという手もある・・・・・)
>>768
《ググググ…》
左右から迫る枝槍と羽根弾の数と威力が少しずつ増加している…
相手の攻撃のタイミングや位置把握方法がわかったとしても、それを活用する方法は限られている…
攻撃に専念する事の出来る八咫烏とは違い、防御と回避を行うだけでなく、現状を打開するための策を練り、実行しなければならない……
時間の経過と共に力の消耗は激化していく中、過剰な異能使用によるデメリットや反動が起きる前に打破しなければ…その先には死しか待っていない。