>>769
《ググググ…》
左右から迫る枝槍と羽根弾の数と威力が少しずつ増加している…
相手の攻撃のタイミングや位置把握方法がわかったとしても、それを活用する方法は限られている…
攻撃に専念する事の出来る八咫烏とは違い、防御と回避を行うだけでなく、現状を打開するための策を練り、実行しなければならない……
時間の経過と共に力の消耗は激化していく中、過剰な異能使用によるデメリットや反動が起きる前に打破しなければ…その先には死しか待っていない。
紀「・・・っ、あ゙あっ!!!!!」
グォッ・・・・・!
(左右から迫り来る攻撃をなんとか別方向へと跳ね除ける・・・・・
「いいでしょう・・・・そこまでして私を怒らせたいのであれば、望み通り地獄を見せてやりましょう・・・・・!」
紀は限界を迎える前にやれるだけのことをやり、そして早い所ここから立ち去ろうと考える・・・・・
「さぁ、来るなら来なさい・・・・・」)
>>770