桜空「その餌に遊ばれてるようじゃあ、空を舞う大鷲が聞いて呆れるな・・・・・」
ドガッ・・・・・!
(自分の足元にゲートを出現させ、相手の頭上に移動するとそのまま踵落としをおみまいする・・・・・
そして、相手からの反撃が来る前にまたゲートで別の場所へ移動するという、自分の能力を最大限に活かした戦い方をする・・・・・
こうしている間にも桜空は、相手を〇さずにどう倒すかを考えている・・・・・)
紀「言っておきますが、タダでは捕まりませんからね・・・・・」
グサッ・・・・・
(忍ばせていたナイフを能力で操り、相手の右手を貫通するように猛スピードで突き刺す・・・・・
紀自身、戦闘経験だってかなりある、自分が後方に下がったところを何かするつもりなのだろうということは大体わかる、体を霧にできる相手にこの攻撃が通用するかどうかはわからないが、相手の予想から少しでも逸れた結果になるのなら、徐々に相手の戦いの策を崩すことも少なからず可能だろう・・・・・)
>>794
【桜空vs翼腕の鴉】
《ガッ》
翼腕の鴉
「餌が生意気に動き回ってんじゃねぇよ……!」
《メキメキメキメキメキ…》
桜空の一撃が鴉の頭に直撃するが、やはり致命傷には至っておらず、それどころか右翼の一部の異能を解除して桜空の左脚を掴み、翼の代わりに顔の一部を黒い嘴に変えて桜空の頭を突き刺そうとする。
だが、これは逆に鴉の高速移動や飛行と言った機動力を自ら捨てて攻撃に転じているため、ここで強力な一撃を逆に加える事が出来れば勝利出来るかもしれない。