>>841
霞鴉
『そして、今ここで果てる……と言ったところかな?』
【霧幻騎士団(ミストナイツ)】
《ザアァァァァァァァ……》
霞鴉に剥けて振るわれた大剣の斬撃に対して回避も防御もしなかった事から次々と桜空の体が斬り裂かれてしまう。
そんな中、霞鴉の生み出せる霧の騎士の数は三体が上限ではないようで、百人にも及ぶ大軍団が瞬く間に生み出されていく……
これこそが中川達が参戦した際に霞鴉の言っていた"数的有利"の正体なのだろう。
霞鴉
『茶番は終わりにしよう。
キミには一筋の勝機も見せない。』
霞鴉は自身の創造した百を超える騎士の大軍団を桜空に向けて突撃させ、その圧倒的な物量によって桜空を今度こそ勧善に葬ろうとする……
桜空「がっ・・・・・!?」
ビシャッ・・・・・!
(反応が少し遅れた、たったそれだけのことだが、生死をかけた戦いにおいては、致命的ミスとなる・・・・・
攻撃を受けたことにより桜空の体から血が飛び散るが、転送の為のワープゲートが開き、どこかの山奥に場所が変わる・・・・・
不気味な小屋がただそこにポツンとあるだけであり、とても逆転勝利できるようには見えない・・・・・)
>>842