桜空「・・・・・!」
(いきなり吹き荒れたこの風は、もういないはずの狼谷の協力か、それとも極限状態が見せた幻か、どちらにしても桜空は今ここでやれという狼谷の言葉を受け取ったような気がした・・・・・)
桜空「させ・・・・・ねぇよ・・・・・!!!!!」
グォンッ!!!!!
(桜空は残りの力を振り絞り、この戦いでは最後になるであろうワープゲートの展開をする・・・・・
転送する際に吹き荒れる強風も一緒にゲートを通しており、霧鴉を包むように通っている為霧を掻き消したまま転送することに成功する・・・・・
ゲートの先がどこに出るかは、桜空しか知らない・・・・・)
>>847
霞鴉
『言ったろう?逃がしはしないと……!』
桜空がワープゲートを生成したのを見て、彼の左肩を掴んで一緒に空間移動すると同時に、手にしたカランビットナイフの刃先を桜空の喉に向けて押し出し、桜空の喉を掻き斬って絶命させようとする。