>>874
焔鴉
「うるせぇ!俺は悪(クズ)や、悪に加担する奴、それを看過する奴が大嫌いなんだよ!とっととやらねぇとオレが全員を焼き尽くしちまうぞ!!!」
焔鴉の纏った溶岩の鎧の背面から新たに二本の腕が生え、その掌から溶岩の一部を砲弾のようにして撃ち出し、周囲の建物をも破壊し始める。
自衛官
「この……化物め!!!」
《ギュルルルルルルル…》
焔鴉
「効かねぇなァ!!!」
《バゴオッ》
自衛官の一人が銃弾や爆弾がまるで通じない事から、決死の覚悟で装甲車に乗ってフルアクセルで焔鴉に向かい、その大質量を用いて衝突するものの、焔鴉を吹き飛ばすことも叶わない……
そして、焔鴉が装甲車を四本の腕で掴むと、それを司令部がある建物に向けて投げ付け、建物の屋上からスナイパーライフルで狙撃しようとしていた自衛官の元まで投げ付け、そのまま建物の一角もろとも破壊して見せる。
悠矢「いい歳して自制心ってのが全くないんだから困っちゃうよなぁ〜・・・・・何歳か知らないけど」
(これじゃあ獲物はおあずけかと思いながら、巻き添えを喰らわないように少し離れると、そこで傷を負った自衛官の一人を見つけると、ニヤニヤしながらゆっくりと近寄っていく・・・・・)
自衛官「くっ、来るなぁっ・・・・・!」
悠矢「・・・・・見てて情けなくなってくるねぇ、武器も持っていない人間相手に、ここまで無力になるなんて・・・・・」
ブシャッ・・・・・
(そして、何の躊躇いもなく能力で血流を操作し、〇害する・・・・・
武器を持っていない人間相手に、大の大人が何人でかかってもこうも無力になることから、排除対象でありながらも同情すらしてしまうが、純粋な同情ではなく哀れだという気持ちからきている・・・・・)
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