桜空「何としてでも仕留める気か・・・・・」
ガッ・・・・・!
(桜空は今この時が勝敗を決すると確信し、身体の動きが素早くなる・・・・・
桜空は貫かれるギリギリで銃を手にすると、そままゲートで氷柱と氷刃の攻撃に挟み撃ちにされる前に移動し、間一髪のところで難を逃れる・・・・・)
>>932
氷華
「……貴方が身に付けたのは逃げ足の速さだけなの?」
桜空がゲートに入った次の瞬間、地中から伸びる氷柱と、空から降り注ぐ氷刃の上下からの壮絶な挟撃により、分厚い装甲に守られ、ライフル弾をも容易く防ぐ強固かつ巨大な装甲車が瞬く間に鉄片となり、粉々に粉砕されていく。
もし、ゲートに入る時間が一秒でも遅れていれば装甲車と同じ運命を辿ることになっていただろう……
【氷華が完全見切るまで残り『1』】