>>931
氷華
「……………。」
【氷蓮六華・地烈氷刃 臛々婆】
《バキハキバキバキバキ…》
装甲車に向かって移動しようとしているのを見て、氷華は手にした氷剣を下から上へ振り上げ、地面を這うようにして強烈な冷気が地を駆け、転倒した装甲車の車体下から無数の氷柱を生やす事で、
桜空が異能封じの銃を手に入れるのが先か、それとも氷華の放つ氷柱が彼を装甲車もろとも貫くのが先か……
或いは空から降り注ぐ無数の氷刃の雨によって全身を切り刻まれるのが先か……
桜空「何としてでも仕留める気か・・・・・」
ガッ・・・・・!
(桜空は今この時が勝敗を決すると確信し、身体の動きが素早くなる・・・・・
桜空は貫かれるギリギリで銃を手にすると、そままゲートで氷柱と氷刃の攻撃に挟み撃ちにされる前に移動し、間一髪のところで難を逃れる・・・・・)
>>932